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誓いの帰省(3)

2023-09-16 来源:百合文库
奈於:「見て見て!クラゲ!綺麗〜」
〇〇:「そんなに騒ぐなよ笑、、恥ずかしいだろ」
奈於:「だって〜、綺麗じゃんっ!!」
幼げにはしゃぐ奈於の姿はまるで小さい頃に戻って、彼女と2人だけで水族館に来ているかように錯覚させられるほどだった
〇〇:「あっ、アザラシ」
奈於:「きゃあ〜、可愛いっ、、、癒されるぅ〜、、」
〇〇:「奈於、うるさいよ笑」
奈於:「はっ!ごめんなさい、、」
周りから少し笑いが起こると奈於は恥ずかしげに微笑んだ
俺達はイルカのショーを見に行った。実に圧巻される一糸乱れぬイルカたちの姿に俺達は感動すら覚えていた
〇〇:「すげぇな、、あんなの、めっちゃ練習してんだろ〜なぁ〜」
奈於:「イルカって、美味しいのかな?ちょっと食べてみたいかも」
〇〇:「えっ、、、マジ?、、、」

誓いの帰省


奈於:「あ、ごめん、奈於変なこと言った?」
〇〇:「あ〜、いやいや、全然っ!!」
彼女らしさが少し垣間見えたところでイルカが最後の大ジャンプを疲労した
それと同時に俺達に向かって大量の水が
奈於:「きゃー!」
〇〇:「うへえっ、濡れたなぁ、、」
ずぶ濡れになったお互いを見て、互いに吹き出してしまった
〇〇:「ぷっ、あははは、、」
奈於:「ぷっ、あははは、、」
夕日が沈みかけている時刻、俺達は水族館を満喫し、2人で河川敷を歩いていた
奈於:「夕日、綺麗だね?」
〇〇:「ああ、綺麗だね、、」
奈於:「今日、ありがとね。いきなり会いたいなんて、」
〇〇:「いやいや、久しぶりに会えて嬉しかったよ。たまたまバイトもオフだったから、、」
俺の鼓動が早まる、今がその時だと自分に言い聞かせる。返事がどうであれ彼女に気持ちを伝えるんだと

誓いの帰省


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