春曙为最·《枕草子》赏析(3)
在这其中,最具代表性的四季美好之谈当属开篇的“春曙为最”了:
春は曙.
やうやう白くなり行く、山ぎは少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる.
夏は夜.
月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる.また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くもをかし.雨など降るもをかし.
秋は夕暮れ.
夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり.まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし.日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず.
冬はつとめて.
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし.昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし.
春,曙为最。逐渐转白的山顶,开始稍露光明,泛紫的细云轻飘其上。