『上班途中与上学途中』同人 第32.5话(误) 旅行准备—泷原美矢的场合—(6)
タマちゃんと一緒にいることは黙っておこう。
いつもの駅で電車に乗って、都心を出る。
こうすけ君の実家は泳げる場所があるので、水着買いに行こうという話になった。
泳ぐのは下手ではないけど、スクール水着しか着たことないかなあ。
水着のお店に案内してくれると思うと、タマちゃんは弔事用品のお店に入った。
「すみません、弔事用の包装紙をください」
「はい、お弔事の包装紙ならこっちらになります」
え?
「孝介さんの実家に行くだろう、墓参りも考えなきゃっだね」
「ええ」
タマちゃんは買った包装紙を私に渡る。
適当に選んだのは気のせいかなあ。
「みゃーの家の近くに和菓子屋さんがあるのだろう、お弔事って伝えたら用意して貰うと思う」
「ええ」
「では、後はお願いします」
改まって言ってきた。
「か、かしこまりました」
私も、なんで店員の口調が出てくるのだろう。
何かとても大事なことが頼まれた気がする。
でも、墓参りなんて、考えたことないなあ。
さすがタマちゃん、頼もしい。
「こうすけ君って、私のビキニ姿見たら喜ぶかなあ」
「普通に喜ぶだろう、男子だし」
やっと水着のお店に入って、タマちゃんの意見を聞いた。
「ところで、その白いビキニなら良く似合うと思うよ」
私は手にしたビキニに目線を向く。
試着していないので似合うかどうかは判らないけど、タマちゃんがそう言うなら、こうすけ君もきっと喜んでくれるのだろう。
9980円か。ちょっと躊躇するなあ。
お小遣いも貯めているつもりで、バイトもしているけど、宿泊費はいらないとはいえ、旅費もあるし、食費も考えなきゃならないし……
「私、やはり――」
いつもの駅で電車に乗って、都心を出る。
こうすけ君の実家は泳げる場所があるので、水着買いに行こうという話になった。
泳ぐのは下手ではないけど、スクール水着しか着たことないかなあ。
水着のお店に案内してくれると思うと、タマちゃんは弔事用品のお店に入った。
「すみません、弔事用の包装紙をください」
「はい、お弔事の包装紙ならこっちらになります」
え?
「孝介さんの実家に行くだろう、墓参りも考えなきゃっだね」
「ええ」
タマちゃんは買った包装紙を私に渡る。
適当に選んだのは気のせいかなあ。
「みゃーの家の近くに和菓子屋さんがあるのだろう、お弔事って伝えたら用意して貰うと思う」
「ええ」
「では、後はお願いします」
改まって言ってきた。
「か、かしこまりました」
私も、なんで店員の口調が出てくるのだろう。
何かとても大事なことが頼まれた気がする。
でも、墓参りなんて、考えたことないなあ。
さすがタマちゃん、頼もしい。
「こうすけ君って、私のビキニ姿見たら喜ぶかなあ」
「普通に喜ぶだろう、男子だし」
やっと水着のお店に入って、タマちゃんの意見を聞いた。
「ところで、その白いビキニなら良く似合うと思うよ」
私は手にしたビキニに目線を向く。
試着していないので似合うかどうかは判らないけど、タマちゃんがそう言うなら、こうすけ君もきっと喜んでくれるのだろう。
9980円か。ちょっと躊躇するなあ。
お小遣いも貯めているつもりで、バイトもしているけど、宿泊費はいらないとはいえ、旅費もあるし、食費も考えなきゃならないし……
「私、やはり――」