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小夜曲(3)

2024-03-25小说和泉桂伏见义康清涧寺冬贵 来源:百合文库
「そうか。これがあれば、少しは気が紛(まぎ)れるか?」
“是吗?有了它,你的心情能稍微变好了点吗?”
「べつに」
“并没有。”
「そうだろうな、所詮(しょせん)枕だ」
“应该是吧,归根结底只是枕头。”
さもありなんと、伏見は肩を竦めた。
伏见理所当然地耸了耸肩。
「だから、一度抱いていけ」
“所以,抱一下吧。”
そう言う、冬貴は枕をぐっと突き出した。
说着,冬贵把枕头使劲地推过来。
「おまえの匂いをつけてから帰れ」
“让枕头沾上你的味道再回去。”
「………」
“………”
「そうすれば少しは我慢できる。おまえがいなくても」

小夜曲


“这样的话,就算你不在,我也能稍微忍耐一下。”
抱き枕を差し出されて、伏見はため息をつく。
看着被递过来的抱枕,伏见叹了口气。
「——この知能犯(ちのうはん)め」
“——你这个 ‘聪明狡猾’的罪犯……”
【知能犯:运用智慧的罪犯】
「何が?」
“什么?”
「おまえは本当に……ずるくて可愛い男だな」
“你真是……狡猾又可爱的男人。”
冬貴を抱き寄せて、伏見は熱っぽく耳打ちする。
伏见抱着冬贵,热情地耳语道。
口に出されなくとも、淋しいとわかってしまうのは、それが彼の媚(び)態(たい)だからだ。
即使不诉诸于口,也能感觉到他的寂寞,因为那是他的妩媚姿态。

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