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小夜曲(2)

2024-03-25小说和泉桂伏见义康清涧寺冬贵 来源:百合文库
「明日早いんだ」
“明天要早起。”
またおじい様の用事、と文句(もんく)を言われることを覚悟していただけに、その素っ気ない(そっけない)返答はかえって意外だった。
伏见做好了被冬贵抱怨“又是嵯峨野爷爷吩咐的事情”的心理准备时,冬贵冷淡的回答反而让他感到意外。
「帰りたければ帰れ」
“想回去的话就走吧。”
あまりにもあっさりとした返答に、拍子(ひょうし)抜けする。
他的回答太干脆了,让人觉得十分沮丧。
「あ、ああ。これから誰か来るのか?」
“啊、啊啊……在这之后还有人要来吗?”
夜もほどよく更け、間男(まおとこ)が忍び込んでくるに格好の晩だったからだ。

小夜曲


夜已深,最适合情夫的潜入。
ふん、と冬貴は鼻を鳴らし、掛け布団(ふとん)をがばりと捲(めく)った。
冬贵哼了一声,用被子把自己卷在里面。
「私にはこれがある」
“我有这个。”
何のことかと首を傾(かたむ)げる伏見に冬貴が見せたのは、先般(せんぱん)彼に買い与(あた)えた抱き枕だった。夜は抱くものがないと眠れないと主張する冬貴に、抱き枕を買い与えたのだ。
伏见不解地歪着头,冬贵给他看的是前几天给他买的抱枕。冬贵主张晚上没有可以抱的东西就睡不着,于是伏见买了一个抱枕给冬贵。
冗談のつもりだったが、まさか本当に使っていたとは。
本来是开玩笑的,没想到(冬贵)真的用了。

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