秘密（ひみつ）(8)

「こら、冬貴。悪（いた）戯（ずら）はやめるんだ。」
“够了，冬贵，别胡闹。”
「悪戯なものか。おまえは指も美味しい。」
“这怎么是胡闹呢，………………”
これは伏見の食事を摂れないが、和貴たちもいないし、ここは冬貴の好きにさせておいたほうが無（ぶ）難（なん）かもしれない。
虽然这样伏见也不能好好吃饭，不过既然和贵他们也不在这儿，还是随他喜欢比较好吧。

諦めた伏見の気持ちを読み取ったらしく、冬貴は伏見の指を舐（ねぶ）ったり、掌にちろちろと舌を這わせたり、親指を吸ってみたりとひとしきり、戯（たわむ）れる。
冬贵像是感受到伏见已经放弃了挣扎，……………………。
性的な符（ふ）号（ごう）をちりばめた行（こう）為（い）を愉んだ後、やっと彼の右手を離した。