《冰室的天地》Vol.15实体特典（成田良悟Part）正文(7)

原文：
「むう……あれはまさしく明日合流する予定だった同士に相違無し！丁度角隈殿と、明日の歓待の準備をしようとしていたという説が支配的である。民●書房刊『素敵な漢智劾以』より」
後藤の背後にはフラフラとしている青年がおり、眠そうな目をしたままコクリコクリと頷いている。その言葉に、フラットも反応する。
「あっ！もしかして『5ー10』さんと……『フランシスコ』さん！？やー！初めまして！アラヤさん達と知り合いなの！？」
「だからアラヤってどちら様かな！？」
「ほほう、フラット殿は『八尺様』や『バネ足ジャック』の都市伝説中心デッキと……すると、チャールズ・スチュアート・ロールズとフレデリック・へンリー・ロイスがデッキに入っているのは特殊技『ロールス・ロイスは壊れない」を活用する為か」

「そうそう！英雄史大戦って自由でいいよね！この前オンライン対戦で、ナイツオブラウンズにジャックザリッパーを混ぜてる日本のユーザーが居て、ああ、この世界史に対する自由さが日本文化の象徴なんだなって実感を……」
「……日本というか穂群原を代表して謝っておいた方が良い気がしてきた」
「いやー、英雄史大戦のオフ会で海外まで来るのは初めてだから色々調べたけど、冬木のマラソン大会は俺の国でも有名だよ？ベ○ネッタのコスプレしてた子とか気合い入って――」
「おいやめろ馬鹿名前を出すな！」
「マラソン大会だから訴えられぬなどと思うな！？」