第11话 关于成绩上升后被请求教导憧憬少女学习的这件事(8)
相手が男である限り、紫条院さんから頼まれれば誰しもテンションMAXで引き受けると思うが……やはりまだ自分の魅力を正しく認識していないようだ。
「それに――並んで勉強するのによく知らない人と一緒だと気が休まらないです。その点新浜君は一番親しい男子で私より賢くて、とても安心できます」
辛うじて真顔を保ったが、『一番親しい男子』のあたりでハートが撃ち抜かれて、心奥から爆発する歓喜を抑えるのに膨大な理性を要した。
いいぞ……いいぞぉ……! 好感度は着実に上がっている!
本人はおそらく全くラブの意識がない発言だろうから浮かれてはいけないが、心が喜びに舞うのがどうしても止められない。
「ん、んんっ……! そう言ってもらえると嬉しいよ。じゃあ早速やっていこうか」
後を引く心の乱れを無理矢理押し込めて、俺はさも余裕のあるように振る舞ってみせ――
「はい、それじゃお願いします『先生』!」
「ぶほっ……!」
純真無垢な笑顔で言われた『先生』の響きに、心はまたも激しくシェイカーされてしまうのだった。
「それに――並んで勉強するのによく知らない人と一緒だと気が休まらないです。その点新浜君は一番親しい男子で私より賢くて、とても安心できます」
辛うじて真顔を保ったが、『一番親しい男子』のあたりでハートが撃ち抜かれて、心奥から爆発する歓喜を抑えるのに膨大な理性を要した。
いいぞ……いいぞぉ……! 好感度は着実に上がっている!
本人はおそらく全くラブの意識がない発言だろうから浮かれてはいけないが、心が喜びに舞うのがどうしても止められない。
「ん、んんっ……! そう言ってもらえると嬉しいよ。じゃあ早速やっていこうか」
後を引く心の乱れを無理矢理押し込めて、俺はさも余裕のあるように振る舞ってみせ――
「はい、それじゃお願いします『先生』!」
「ぶほっ……!」
純真無垢な笑顔で言われた『先生』の響きに、心はまたも激しくシェイカーされてしまうのだった。