第11话 关于成绩上升后被请求教导憧憬少女学习的这件事(5)
毕业答辩什么的终于弄完了最近有空就会更下 祝大家端午安康(下面为日文原文)
第11話 成績が上がったら憧れの少女に勉強を教えることになった件
(お、あったあった。順位は……10位か。過去に戻ってから一ヶ月しか勉強期間
がなかったにしてはよくやったほうだよな)
うちの学校はテストのたびに成績優秀者の名前と順位を廊下に貼り出しており、そこに掲示されていた結果に俺はそれなりの満足感を味わっていた。
「えっ、ちょっおい! どうなってんだ新浜!? お前中間テストベスト10に入ってるじゃねーか!」
「ああ、割と勉強したしな」
参考書を広げて勉強なんて本当に久しぶりだったが、高校レベルの勉強はやればやるほど結果が出るのがいいところだ。
「いや、何をさらっと言ってんだよ! というか俺と一緒に真ん中より下をウロウロしていたお前はどこ行ったんだ!? この裏切り者ぉぉ!」
テスト結果に喜びや悲嘆の声が入り交じる騒がしい廊下で、銀次はキレ気味に叫ぶ。どうもこいつの点数はかなり悪かったらしい。
「別にお前と一緒に平均点以下同盟を組んだ覚えはないぞ。今回はたまたま勉強する気になれる日が多かったんだよ」
「クソが! 最強系主人公みたく『こんなの大したことないよ』的なこと言いやがって! 俺はこれでお袋にめっちゃ怒られるのが確定して――」
「わぁ……! すごい! すごいです! 新浜君こんなに勉強出来たんですね!」
いつの間にか隣に来ていた紫条院さんが目をキラキラさせて俺を褒めてくれた。
それは嬉しいのだが――その一言で周囲のざわめきがピタッと止まったことに彼女は気付いていない。
「いやいや凄くないよ。前回は赤点ギリギリでかなりヤバかったし」
「いえ、すごいです! 私なんか張り出し順位外のかなり下で……」
第11話 成績が上がったら憧れの少女に勉強を教えることになった件
(お、あったあった。順位は……10位か。過去に戻ってから一ヶ月しか勉強期間
がなかったにしてはよくやったほうだよな)
うちの学校はテストのたびに成績優秀者の名前と順位を廊下に貼り出しており、そこに掲示されていた結果に俺はそれなりの満足感を味わっていた。
「えっ、ちょっおい! どうなってんだ新浜!? お前中間テストベスト10に入ってるじゃねーか!」
「ああ、割と勉強したしな」
参考書を広げて勉強なんて本当に久しぶりだったが、高校レベルの勉強はやればやるほど結果が出るのがいいところだ。
「いや、何をさらっと言ってんだよ! というか俺と一緒に真ん中より下をウロウロしていたお前はどこ行ったんだ!? この裏切り者ぉぉ!」
テスト結果に喜びや悲嘆の声が入り交じる騒がしい廊下で、銀次はキレ気味に叫ぶ。どうもこいつの点数はかなり悪かったらしい。
「別にお前と一緒に平均点以下同盟を組んだ覚えはないぞ。今回はたまたま勉強する気になれる日が多かったんだよ」
「クソが! 最強系主人公みたく『こんなの大したことないよ』的なこと言いやがって! 俺はこれでお袋にめっちゃ怒られるのが確定して――」
「わぁ……! すごい! すごいです! 新浜君こんなに勉強出来たんですね!」
いつの間にか隣に来ていた紫条院さんが目をキラキラさせて俺を褒めてくれた。
それは嬉しいのだが――その一言で周囲のざわめきがピタッと止まったことに彼女は気付いていない。
「いやいや凄くないよ。前回は赤点ギリギリでかなりヤバかったし」
「いえ、すごいです! 私なんか張り出し順位外のかなり下で……」