《因为不是真正的伙伴而被逐出勇者队伍，流落到边境展开慢活人生8》-第一章 2/4(20)

「森の女王はこの先よ、挨拶しておけば無駄な諍いも避けられるわ。何事も挨拶が大事ね」
「森の女王ね」
こうして森の中を歩けば違和感に気がつく。
「ねえレッド、この森って大型の動物やモンスターが少ないよね」
「リットも気がついたか」
「うん、 いないわけじゃないんだけど……」
リットの言う通り、この森にはネズミなど小動物はいるのだが、狼やモンスターをほとんど見かけない。
ャランドララが先導して道を作っているが、 この森には獣道らしい獣道がない。
草を踏み固めるほどの大型動物がいないのだろう。
「それに植物が多いわよね」
「そうだな、生態系がゾルタンの他の森とは少し違う」
もちろん気候条件は他の森と同じだ。
つまりは。
「森の女王の力ということか?」
「ふふつ、もうすぐ分かるわ」
ャランドララは楽しそ、つだ。
「うげうげさん? 何か感じるの?」
テイセが後ろでつぶやいた。

テイセの肩に乗っているうげうげさんが忙しなく周囲を窺い、びよんびよんと飛び跳ねている。
「そんなに深刻そうじゃないですが……」
「うげうげさんか何かあるって言うのなら間違いないだろう」
うげうげさんは頼れる蜘蛛だ。
「もうそろそろかな、こちらから手を出さなければ襲ってこないから、みんな攻撃しちゃだめよ」
「分かった」
ャランドララの後から、俺達は茂みの中を抜けるするとそこには。
「「ブーソ」」
無数の羽音と共に、全長か中型大ほどもある巨大なミッパチか無数に飛び回っていた。
「ジャイアントビーか!」
ジャイアントビーは通常のミッバチの親類である大型蟲タイプのモンスターだ。
大型蟲モンスタ1は種によってどこまでも巨大になる。
たとえば蜘蛛なら、小型犬くらいのジャイアントスパイダーから、象よりも巨大なガルガンチュアスパイダーまでのバリエーションがある。
竜食い蟷螂、巨神百足、破壊スル、甲虫といった名だたる大型蟲は、