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欢迎来到实力至上主义的教室(日语)第7卷 第一节龍園翔の独白(2)

2023-10-27 来源:百合文库
 『恐怖』と『愉悦』は表裏一体。紙一重の世界にありやがる。この世界は『暴力』によって支配されている。この世界の『実力』は『暴力』の強さで決まっている。力尽き、ぐちゃぐちゃに肉片を撒き散らした死骸を見て、俺は愉悦を感じた。だが異質な存在は、多数から敵意を向けられる。
 その時以来、内にも外にも敵が大勢出来た。時には大勢に囲まれ、ひたすら暴力を受け続けたこともあった。抗えない力の前に崩れ落ちたことも一度や二度じゃない。それでもオレは恐怖しなかった。どうやって復讐し、逆転するかだけを考えた。そして最終的には───全てが俺の前にひれ伏した。本当の実力者とは、比類なき暴力を持つ人間のこと。そして『恐怖』を克服した人間のことだ。
だがここで一つの問題が起きる。それは俺が実力者になるに従って芽を出してきた。日々愉悦を得ることが難しくなると同時に、退屈を覚えたのだ。結局、俺に敵うヤツなど存在しない、という退屈。俺のこの悟りを覆すような、そんな存在。もしもあるとしたら───それは『死』だけだろう。


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