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【刀剑乱舞/青江讲故事⑥】《消失的房子》(2)

いつの間にか見なれない道にいることに気づいた助十は、明かりのもれている一けんの家に気づいた。
「はて、こんな所に家があったかなあ。」
明かりを見た助十は、急に悪心を起こした。
おしいって金をうばおうと、そっと近づき、戸のすき間から中をのぞきこんだ。
「女一人らしい…」
若い女が着物をねっているが見えた。
助十は表戸をがらりと開け、いっ歩、家の中へ足を踏み入れたとたん、目の前が真っ暗になって気を失ってしまった。
明くる朝、通りかかった人が、古い墓にいっ歩足をつっこんでたおれている助十を発見した。
人々にかいほうされて、ようやく気がついた助十は、ふるえながら話をした。
「家のなかへ片足を入れたとたん、明かりも家も女も消えたんだ。こっちを見た女はいつの間にかがいこなっていたんだ。それっきり何もわからなくなった…」


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