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【搬运文章】《空の境界》用語集-日文原版(TYPE−MOON)(4)

アーネンエルベ【あーねんえるべ】【地名】
待ち合わせに使われる喫茶《きっさ 》店。ストロベリーパイが絶品だとか。
違う物語との唯一の接点。
たまに、外来の吸血鬼とか法衣姿のシスターとかがお茶を飲んでいたりする。
荒耶宗蓮【あらや—そうれん】【人名】
外見、四十代半ばの男性。魔術師。
苦悩が刻まれた貌と、魔術師にあるまじき強靭《きょうじん》な体が、対峙《たいじ 》した者に嘔吐《おうと 》感に似た重圧を与える。
魔術師としては平凡だが、『結界』作りに関しては屈指《くっし 》の冴えを見せる。

【搬运文章】《空の境界》用語集-日文原版(TYPE−MOON)


結界とは内と外を分けるもの。それ自体で完結した世界を作り上げる為には、まず自身を完成させなくてはならない。
特殊な才能を持たない荒耶は、歳月と信念を積み重ねる事で自己を完成させ、一流の結界師となった。
外と内とを隔《へだ》てるもの。『空の境界』は彼の物語でもある。
物語中最大の事件・矛盾螺旋《むじゅんら せん》を象徴する人物。
何があり得ないかと言うと、彼は学んでいた学問の名前も知らずに、その教えを極めていたようなものなのである。
間違いを知らないままでいられる偶然、当然の事実を他人から教えられなかった偶然。故に、その矛盾は、最後まで抱えるべき必然。

【搬运文章】《空の境界》用語集-日文原版(TYPE−MOON)


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