百合文库
首页 > 网文

[リバソン]三人の初詣(ヨル×ココロ×ナミ)(3)

2023-04-26死神彼氏リバソン 来源:百合文库
「大丈夫よ、ここには私たち三人しかいないから。ヨルも気にしないだろう、ね!」
「そう言われても…まぁ、偶にはいいんじゃないか。」
「少し残念だった。甘酒も飲めないし、やきもちも食べられない。」
「そう寂しい顔するな。帰ったら、いくらでも作ってやる。」
「本当?よかった、ヨル大好き!」
「こら、先生もいるんだぞ。」
「あ、そうだ!先生も一緒にどうですか。」
「そういう意味じゃなくて…はぁ、参ったな…」
「俺はかまわない。この間もお前が作った料理をおいしくいただきました。」
「先生にそう言ってもらえて、ありがたい。」
「そうと決まれば、もう帰りましょう!」
「まだ鳥居の外だぞ。もういいのか。」
「うん、大丈夫。ヨル優しいね。でも、私はもう満足した。」
「何か願い事あるのか。俺、一応教師だし、宿題を減らしたいとか、冬休み補習したくないとか、そんぐらいの願いだったら、叶えてやってもいい。」
「ありがとう、ナミ先生。私の願いは…」
「私の願いは、ユユ、カイリ、ヨル、アメ、シュン、ナミ先生…みんなとずっとずっとこうしていたい。」
「はは、笑えるよね…自分でも分かったんだ。馬鹿らしい。」
しばらくの沈黙。
「おいおい、卒業したくないか。また留年すると、俺はごめんだぞ、面倒くさい生徒ばっかり。」
「面倒くさいって…ひどいじゃないですか、ナミ先生!」
「実際にそうだろう。だから、ちゃんと勉強して、卒業するんだ。卒業しても、遊びに来いよ。」
「そうだな。俺たちは卒業して、一人前の死神になったとしても、ずっと友達で仲間だ。これだけは、永遠に変わらない。」
「だ、だよね!ヨル、ナミ先生、ありがとう!」
私は精一杯の笑顔を浮かべた。
「よし、帰るぞ!私、ぜんざいも食べたい!」
「はいはい、わかった。どんだけ食いしん坊だよ、お前。」
「ヨルひどい…もう知らない!」
「ごめん、俺が悪かった。」
今日は楽しかった。来年、みんなで一緒に来られるといいな。
そんな思いをそっと心に秘めて、私は再び歩き出した。
END.

猜你喜欢