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伏见生日纪念——SS(2)

2024-04-12伏见义康清涧寺冬贵 来源:百合文库
郵便配達はもう来たし、ということは、冬貴だろう。
邮递员今天也已经来过了,所以,应该是冬贵回来了。
大磯で暮らすようになってからの冬貴は、どこか変わった。以前は家の外に出るときは誰かしらと一緒だったのに、今は一人で散歩に行くこともある。商店を覗くこともあるようで、希に、売れ残りの魚やら野菜やらを持たせて帰ってくることもあった。
自从住在大磯以来,冬贵的身上发生了一些变化:以前出门总要人陪着,现在也会自己一个人出去散步了;有时好像也会去商店转转,鲜少情况下,也会带着店里卖剩的鱼和蔬菜回来。
冬貴が散歩に行ったのなら、それでいい。彼がこの土地で伏見と余生を暮らしてくれること、それは、何ものにも代え難い。
如果是冬贵去散步了,那倒也是不错。他愿意在这片土地上与伏见共度余生,伏见已别无奢求,于他而言更是任何东西都无法取代的。

伏见生日纪念——SS


ぺたぺたという足音が近づいてきて、冬貴が面倒くさそうに襖を開ける。両手が塞がっているらしく、彼は行儀悪く肩で襖を押し開けた。
嗒嗒的脚步声由远及近,开门时冬贵貌似遇到了麻烦,两只手里像是拿着什么,只能胡乱冒失地用肩膀顶开拉门。
「何をしてるんだ」
“你在做什么?”
「これ」
“这个。”
冬貴の両手には色の褪せた手拭いがあり、ぴんと張った布地の上には栗の実がこんもりと載せられていた。ご丁寧にいがぐりは取り去られている。
冬贵双手拿着褪色的布手巾,紧绷的布上满满地兜着栗子。最外层的毛刺外壳已经被仔细地剥掉了。
「ん?栗か?」
“嗯?是栗子?”
「隣」
“隔壁。”
「ああ、幸田さんか。もらったのか」
“啊,幸田太太啊*。是她给的?”

伏见生日纪念——SS


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