異界の魔王は勇者(6)

「何言ってるの?何してるの?お前らが始めたんじゃないの?」カリンナは知らないふりをしたが、彼女の目に浮かんだ笑いはクロに捕まえられた。
やっぱり・・・
彼女の演技はクロに完全に理解させて、きっと4年前に自分のお父さんが突然人族に対する戦争を始めたのは絶対にこのカリンナと関係があるに違いない。
「勇者様!彼を打ち負かそう!人々はもう悲しみと苦しみに耐えられない!」カリンナは柔らかく催促した。
「わかりました」
陸修の体は外にまばゆい光を放ち、手の中の聖剣も巨大な聖力で暴れ、周囲の空間さえ歪んでいた。
クロはこの様子を見て同じように狂って体の中の魔力を動かし、彼の手の中の鎌の幽光が爆発し、すべてを破壊する準備ができているようだ。
二つのエネルギーが頂点に達した時、二人は同時に相手に向かって突き進み、手の中の武器を振って前方に向かって斬った。
「聖光屠魔!」
「幽暗地獄!」

強烈な光が天に突き進み、その巨大で壊滅的なエネルギーが一瞬にしてこの城を灰にし、光が散った後、守護の輪に守られたカリンナが場の中を見たとき、目には意外な色が浮かんだ。
もともと互いに戦う2人はすべて消えてなくなって、まるでいっしょにこの壊滅の力の中で埋もれて粉になりますようです。
カリンナは目を閉じて周りのすべてを感知し、長い間ゆっくりとほっとしていたが、彼女の感知の中で陸修もクロも完全に消えてしまった。
「ちょっとしたアクシデントがあったけど、結果的にすごく満足した。戦いが終わってどうしたらいいかわからない勇者も消えてしまったので、助かりました」カリーナは満足そうに頷き、戦場の方に向かって両腕を広げた。
「親愛なる民よ!罪の魔王はすでに待ち伏せしており、私たちの勇者様は彼の命で私たちに勝利を迎えた!」
（凛ちゃん、私もこの翻訳がとても正しいかどうか分かりません、間違いがございましたらお許しください）

（凛凛花ゲスト出演者：rokuku、废喵=陸修、魔王の父=莫离）