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【始まり】光暗の殿

2023-09-15日语小花仙花神之灵 来源:百合文库

【始まり】光暗の殿


「ええええ」お祖父さんは朝から噂話好きの梵天に起こされました。
(チョロ、プヤ、ノエルは除く(チョロはまだ寝ている、プヤとノエルは早く起きている)
「梵天、早く起こして何するの」寝ぼけ眼をこすりながら、霊たちは言った。(相変わらずチョロ、プヤ、ノエルは除く(同上))
逆に梵天は元気である。
「大昔、神魔殿の近くに光暗の殿があったそうですね。花仙たちはみなそこへ向かう。俺たちも行くよ」
「あなたは、そこの主人のことも調べてみたかったんですね」早起きしたノエルが言った。
みながいっせいに梵天を見た。
「はい……」ブラフマーは言いながら、ノエルは読心術を学んだのではないかと思った。人の心が当たっていると思う。
「じゃあ、行きましょう」
光と闇の神殿に着くと、霊たちは二極化した世界だと感じた。
その場所は、半分が白と半分が黒に分かれているようだった。色が違うだけで、どちらも家具は同じだった。正面のドアとは反対側の壁に、ホールと同じ色合いの玉座があった。玉座の上には、ホールの色の境目と完全に一致する服を着た一人の少女が座っていた。ただ、彼女には花仙や花神の翼がない。白い方に白いライラック、黒い方に赤い彼岸花をあしらった、黒と黒のロングドレスを着ている。それに、赤と青の違う瞳をしていて、白のほうが青で、黒のほうが赤。額には半分黒と半分白の紫妍花の跡が残っている。(いうまでもなく同色は側にある)

【始まり】光暗の殿


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