俺の妹がこんなに可愛いわけがない（14）あやせif 下 著者 伏見 つかさ（生肉）单页

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俺は高坂京介、ごく普通の高校生で、この物語の語リ部だ。ここまで「俺とあやせの馴れ初め」について話してきたわけだが。この先に進むにあたって、おさらいをさせてもらおう。俺には、桐乃という三つ年下の妹がいる。スポーツ万能、学業優秀。むちゃくちゃ可愛いて、めちゃくちゃ生意気で。雑誌のモデルまでやっている、完璧美少女。なのに、オタク。あいつはエロゲーが大好きで、特に妹を愛しているという、とんでもない秘密を隠していた。それを知ってしまった俺が、大嫌いな妹から、人生相談を受ける————。俺と妹の、長い物語の始まり。...................。あやせと付き合ったってのに「まで妹の話かよ」って、呆れる声が聞こえるな。いや、違うんだ。これは、俺がシスコンだとか、そういうアレじゃあなくて......。
高坂京介や新垣あやせについて語ろうと思ったら、どうしたって俺の妹-------桐乃のことは、避けては通れぬ特記事項なんだ。だって桐乃は、高坂京介にとって、仲の悪い、大切な妹で。