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待ち人は来らず

2023-03-05配乐作文 来源:百合文库
1、

目が覚めた時
山の上から
色々な声が聞こえてきた
湖の隣
部屋の中で
お茶は立ててあった
紺白の服を着た少女は
誰かを待ってる

日光が当たる
「あの人はきっと来るよ」
午後
そよ風が吹いて
彼女の緑の髪を撫でてる
「あの人は、行く途中だろう」

「ケローケロー」
慣れた歌は湖から聞こえる
「あの人はまだ来てないね...」
真夜中
「あの...ひとは...」
......
2、
「ジャブージャブー」
フォールだ
九月の滝からの声だ
色はどこかに隠れてる
散り落ちた葉は川に漂ってる
フォールだ
秋の稲田には緑がない
苗もない
「それがずっと見たい風景だねえ」
「えっ、夢に見たことがあるような気がする」
「絵のように綺麗だ」
風がない夜に
滝の隣も
ちょっと暑い感じがする
焦燥にかられる
3、
山の上にも
夜の空にも
風は話していない
風とひそひそ話す人はいないから
「山の湖畔には、誰もいないか」
「えっ、いつも見てる人はどこへいったか」
「見つかってないなあ」
「見えない星のようだよ」
静かな湖の中で
光がないし
漣もない
水しか何もないようだ
4、
鳥居だ
階段だ
石灯篭だ
すべては慣れたものだな
賽銭箱
一枚の百円コインはぽつんと寝た
手水舎
水面は鏡ように静かだ
どこまでも紅いものがあれ
どこまでも緑のものがあれ
「全然...静かに染まった神社だよ」
「怖いほど静かだ」
5、
「誰か...誰か...」
「見えない...」
「見えない!!」
彼女もぼんやりとする
6、

目が覚めた時
山の上から
何も聞こえない
湖の隣
部屋の中で
お茶碗に液体を盛った
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