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YOASOBIー『もう少しだけ』原作小说「めぐる。」翻译(16)

2023-10-31 来源:百合文库
到了墓园因为没什么别的事,两个人便一起来到了墓前。「对不起啊。这么久没来看你。」她说道,并把今天发生的事和丈夫汇报了一下并介绍起了一旁的男子。
「コロナも悪くないわよ。こうやって親切な人とお友達になれるんだから。」と彼女は言った。
「疫情也不是坏事呢。能和这样温柔的人成为朋友。」她说道。 
そして、そのあと、この1年にあったこと、報告したいことを心の中で夫と話した。夫は彼女にとってそこにいて、家で仏壇に話すのとは全く違って感じた。 家とは違って、今日の夫は、彼女の話を楽しそうに聞いて相槌を打ってくれた。
接着她把这一整年想告诉丈夫的事在心中默念着。和丈夫在这里说话和在家中的佛龛边说话完全是两回事。 和家里截然不同的是,今天丈夫仿佛不住地点头称是,与她相谈甚欢。
(6)めぐる めぐる
彼はずっと手を合わせている彼女を見ながら、することもないから一緒に手を合わせた。そして、まだ健在である、自分の両親のことを考えた。別に会いにいくぐらい悪いわけじゃないよな。緊急事態宣言があけたら、少し考えてみようと彼は思った。いつもしないことをするのも悪くない。確かにラッキーポイントはバスだな、と彼は娘に朝、言われた占いを思い出した。

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他看着一直双手合十的她,下意识的也双手合十,想到了自己尚且健在的父母。也该去看望一下他们了,等紧急事态宣言过了就去吧,他想着,尝试做些平时不会做的也挺好,果然和女儿说的一样幸运点是公交车啊。 
墓参りが終わったあと、駅へ戻らなければならない。彼女に近くの駅を聞いてみると、美術館に行きたいと言われた。閉館まであと少しの時間しかないが、それでも彼女は行きたいと言う。たいして距離も変わらないから、美術館に彼女をおろそうとする。お礼にと、お金を渡すのを必死に断ったが、どうしてもというので、隣にあった和菓子屋に車で入り、おはぎを買って「ご主人に僕からです」と言って無理に持たせて別れた。もちろん、ひとつは自分で持って車の中で一人になってから食べた。娘にはケーキを買わないと。そして、すぐ近くの最初の駅の駐車場に車をとめる。すでに日は暮れようとしていた。

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