译文 | 伊坂幸太郎《杀手界》创作专访(21)
―蝉も鯨も普通の尺度でいうと悪人ですよね。
——蝉和鲸从世俗来看都是坏人呢。
伊坂:そうなんですよ。
伊坂:是的。
―その彼らとこれまでの邪悪さを明快に分けてるものって、やっぱりリスクなんでしょうか。
——能把他们从刚刚提到的「邪恶」中区分出来的,果然还是因为没有利用「绝对力量」吧。
伊坂:ああ、でも、ああいう人たちが実際にいたら好意を持つかっていったら僕は持たないですけど(笑)。ただ、蝉にしてもナイフで戦うときは、「こいつ、どれだけやるんだよ」っていう思いがあって、ある種の戦いなんですよ。蝉にとっては、対決、試合なんだと。自分の能力に対する自負があったり、サッカーの勝負と近い感じなんで。だから悪意を感じないふうに、結果的になりましたね。
伊坂:啊,虽然不至于邪恶,但如果那些人真的存在的话,我也是不会对他们有好感的(笑)。只是,蝉用刀战斗的时候,也会有「面前这家伙还有多大能耐」的想法,某种意义上其实是一种战斗。至少对蝉来说,是一场对决,跟足球比赛的感觉相似,因此是没有上面「邪恶」中的恶意的。
―こんなにてんこ盛りで、いわゆる悪人が出てくることって伊坂さんの作品ではなかったことですよね。
でもこの清々しさは何だろうって、読んでて思ったんです。
——迄今为止,您的作品中还没有出现过这么多,所谓的恶人角色呢。
读起来的时候真的很别具一格。
伊坂:そうであれば嬉しいのですが(笑)。僕の小説はよく、「悪役が悪役っぽすぎる」と言われるんです。確かにいま言ったように意図的であったり、僕の無意識であったり、そういう部分があるんですが。ただ、今回は悪人ばっかりなんで、その分どう思われるのかなという興味はありますね。