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转生英雄之女513话到516话(10)

2023-05-16 来源:百合文库
「は、離して!」
「そういって離したマヌケは見たことがないな」
もがくフィニアだが、その腕は固定されたかのように動かない。
 フィニアも冒険者をやっている以上、決して非力な方ではない。むしろ体捌きが鋭い分、普通の女性とは比べ物にならないくらいの力があるといっていい。
 しかしカインは、そんなフィニアの腕を易々と固定していた。見かけによらず、凄まじい剛力と言える。
 どうやっても引き剥がせない。カインの後ろには三階への扉が見えるだけに、フィニアは屈辱に歯噛みした。
「おい、こいつも連れていけ。レティーナとニコルは敵に回すわけにはいかんが、実行犯が捕らえられたとなると身動きは取れまい。しょせん平民の女だし、さほど気にはせんだろう」

转生英雄之女513话到516话


「はい、ところで……」
「『クスリ』なら後で渡してやる」
「へ、へへ、約束ですよ?」
「いいからさっさと連れ――」
――ていけ。そう言おうとした直後、カインの背後の扉が勢いよく開かれた。
「どっせぇい!」
叫びと共に一つの人影が飛び出してきて、カインへの体当たりを敢行した。
 完全に不意を突かれたカインは体勢を崩し、フィニアの腕を離してしまう。
 その隙に人影はフィニアの手を取り、カインから引き剥がした。
「あ、あなたは!?」
「いいから、今はついてきて!」
「って言われましても……きゃあああ!」

转生英雄之女513话到516话


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