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转生英雄之女513话到516话(11)

2023-05-16 来源:百合文库
いうが早いか、人影――少年はフィニアを抱え上げ、螺旋廊下の手すりから身を躍らせる。
 もちろんその下は一階までなにもない。
 落下を止めようにも魔術学院の敷地内では、魔法が使えない。
 フィニアはとっさに魔法を詠唱しようとし、それを諦めた。
しかし少年は飛び降りる際に手すりに鋼糸を引っ掛け、振り子の要領で下の回廊に飛び込んでいく。
 抱えられたフィニアはその鮮やかな体捌きに刮目する。
「えと、もう一度お聞きしますが、あなたは……?」
「俺はサリヴァン。君のような美少女の味方さっ」
「あ、レティーナ様のご学友ですね」

转生英雄之女513话到516话


「お、レティーナ様に興味持たれてたの? マジ、脈ありじゃん!?」
いいながらも二階の扉を押し開け、そこに飛び込む。
 フィニアの手はその間も離さない。むしろ撫でまわすような指の動きをしていた。
「いや俺、レティーナ様の護衛をこっそり命じられていたんだけど、まさかそっちが狙われるとか思わなくってさぁ」
「レティーナ様の護衛って……誰から?」
「そりゃ、ヨーウィ侯爵に決まってるじゃない。自分の愛娘が危険分子のいる場所に転校したんだから、心配するでしょ」
フィニアの手を引いて廊下を走りながら、サリヴァンはそう説明する。
「そうだ、レティーナ様!?」

转生英雄之女513话到516话


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